自宅のネット回線が遅いと致命的!光回線の選び方と見直しポイント

「動画のアップロードが終わらない…」
「Zoomでの打ち合わせ中に画面が固まって気まずい…」

在宅で仕事をするフリーランスや副業ワーカーにとって、自宅のインターネット回線の速度は、そのまま「収入」や「信用の有無」に直結します。

特にYouTubeへの動画投稿や、クライアントへの大容量データ納品を行う場合、回線の遅さは致命的です。1時間の待ち時間は、時給換算すれば数千円の損失と同じことだからです。

今回は、動画編集も行う私が「仕事で使えるレベルの光回線」を選ぶために重視したポイントと、乗り換え時の注意点を解説します。

目次

1. 多くの人が見落とす「アップロード速度」の重要性

光回線の広告でよく見る「下り最大1Gbps!」という数字。
実はこれ、動画を見たりサイトを見たりする「ダウンロード(下り)」の速度です。

しかし、私たちクリエイターや発信者にとって重要なのは、データを送る「アップロード(上り)」の速度です。

  • 下り(Down): YouTubeを見る、素材をDLする
  • 上り(Up): YouTubeに動画をUPする、納品する、ライブ配信をする

一般的なマンション備え付けの無料Wi-Fiや、ポケットWi-Fi(ホームルーター)などは、この「上り」が極端に遅いケースが多いです。
数GBの動画をアップするのに、「光回線なら3分で終わるのが、遅い回線だと1時間かかる」なんてこともザラにあります。これでは仕事になりません。

2. 「IPv6(IPoE)」に対応しているか?

専門用語っぽくて難しく感じるかもしれませんが、理屈はシンプルです。

  • 従来の接続(IPv4 PPPoE):
    夕方や土日になると混雑する一般道。料金所(網終端装置)で渋滞が起きる。
  • 新しい接続(IPv6 IPoE):
    混雑を回避できる新しい高速道路。料金所を通らずスイスイ進める。

今から光回線を契約するなら、「IPv6 IPoE接続」に対応していることは絶対条件です。
これに対応していないプロバイダを選んでしまうと、いくら高い料金を払っても「夜になると遅い」というストレスから抜け出せません。

3. 選び方の結論:スマホとのセット割か、速度重視か

では、具体的にどの回線を選べばいいのか。
大きく分けて2つの選び方があります。

① コスパ重視なら「スマホのキャリア」に合わせる

ドコモ、au、ソフトバンクのスマホを使っているなら、それとセットで安くなる光回線を選ぶのが王道です。

  • ドコモユーザー: ドコモ光
  • auユーザー: auひかり、ビッグローブ光など
  • ソフトバンクユーザー: ソフトバンク光、NURO光

家族全員のスマホ代が割引になるケースも多く、通信費全体のコストダウンになります。

② 速度重視なら「独自回線」を狙う

NTTの回線を借りている「コラボ光(ドコモ光など)」ではなく、自社で独自の回線網を持っているサービスは、利用者が比較的少なく混雑しにくい傾向があります。

  • NURO光:
    下り最大2Gbpsが標準。動画勢やゲーマーに圧倒的人気。ただし工事が2回あり、開通まで時間がかかるのが難点。
  • auひかり:
    独自の回線網を持っており、速度の安定感に定評がある。

まとめ:違約金を払ってでも乗り換える価値はある

「今の回線、2年縛りがあるから…」と躊躇する方もいますが、多くの光回線会社は「他社の違約金還元キャンペーン(キャッシュバック)」を行っています。
これを利用すれば、実質負担ゼロで乗り換えることが可能です。

たった一度の手続きで、毎日の動画ロード時間やアップロードの待ち時間が劇的に短縮されます。
「遅いな…」とイライラしながら作業する時間は、人生において本当に無駄な時間です。

まずは「Fast.com」などのスピードテストサイトで、今の自宅の速度を測ってみてください。もし30Mbpsを切っているようなら、見直しを強くおすすめします。

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