個人事業主の悩み「確定申告」を乗り切る!会計ソフトの選び方と導入のタイミング

個人事業主やフリーランスにとって、年に一度やってくる最大の試練。
それが「確定申告」です。

「本業が忙しくて帳簿をつける暇がない」
「領収書の山を見るだけで胃が痛くなる」
「簿記の知識なんて全くない…」

私自身も開業1年目は、「まだ売上も少ないし、Excel(エクセル)でなんとかなるだろう」と高をくくっていました。しかし、いざ申告時期になると、仕訳の仕方がわからずパニックになり、結局丸3日間も作業に費やす羽目に…。

そんな失敗を経て、2年目からは「クラウド会計ソフト」を導入しました。
結論から言うと、「なぜ最初からこれを使わなかったんだ!」と叫びたくなるほど劇的に楽になりました。

今回は、個人事業主が会計ソフトを導入すべき理由と、主要3社の選び方について解説します。

目次

なぜ「クラウド会計ソフト」一択なのか?

昔ながらの「インストール型(パッケージ版)」や「エクセル管理」と比較して、クラウド会計ソフトには圧倒的なメリットがあります。

  1. 銀行口座・クレカと自動連携できる
    これが最強の機能です。銀行口座やクレジットカードを登録しておけば、入出金の明細を勝手に取り込んでくれます。「日付」「金額」「取引先」を手入力する必要はもうありません。
  2. 法改正に自動対応
    インボイス制度や電子帳簿保存法など、毎年のように変わる税制にも、クラウド側で勝手にアップデートして対応してくれます。買い換える必要がありません。
  3. Macでも使える
    従来の会計ソフトはWindows専用が多かったですが、クラウドならMacでもiPadでも、カフェのPCでも作業可能です。

主要3社(freee・マネーフォワード・弥生)の選び方

現在、シェアの大半を占めるのが以下の3社です。どれも優秀ですが、それぞれ「向いている人」が明確に違います。

ソフト名特徴こんな人におすすめ
freee(フリー)簿記の知識が「ゼロ」でも使える独自設計。スマホアプリが優秀。初めて確定申告をする人
簿記用語アレルギーの人
マネーフォワード連携機能が強力。家計簿アプリとの連動も可。画面がオーソドックス。多少の簿記知識がある人
家計管理もしっかりしたい人
やよいの青色申告圧倒的な「安さ」と老舗の安心感。初年度無料キャンペーンが多い。とにかくコストを抑えたい人
サポートの手厚さを重視する人

直感派なら「freee」、慎重派なら「マネーフォワード」

個人的な感覚としては、
「借方・貸方?なにそれ?」というレベルなら、質問に答えていくだけで書類が完成するfreeeが一番とっつきやすいです。
逆に、ある程度簿記の知識があり、しっかり帳簿を管理したい(または税理士にお願いする予定がある)なら、マネーフォワードの方が好まれる傾向にあります。

導入のベストタイミングは「今」

「まだ領収書が溜まっていないから、年末にまとめてやろう」
これは絶対にNGな思考です(私が失敗したパターンです)。

会計ソフトの導入は、早ければ早いほど楽になります。
なぜなら、今のうちに銀行口座連携を済ませておけば、あとは毎月自動で取り込まれる明細を「ポチポチ承認するだけ」で帳簿付けが終わるからです。

溜め込んでから入力するのは地獄ですが、毎月5分チェックするだけならスキマ時間で終わります。

まとめ:会計ソフト代は「必要経費」です

クラウド会計ソフトの利用料は、月額1,000円〜2,000円程度(年額プランならもっと安い場合も)。
これを「高い」と感じるか「安い」と感じるか。

確定申告のために本業を3日間ストップさせる損失を考えれば、年間1〜2万円で「正確な申告書」と「時間」が買えるのは、コスパ最高の投資だと断言できます。

しかも、このソフト代自体も「経費」として計上できます。
これから開業する方、あるいは前回の申告で苦労した方は、ぜひ自分に合ったソフトを選んで、今年は余裕を持って確定申告を乗り切りましょう。

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