フードデリバリー副業は本当に稼げる?半年やってわかった「リアルな収支」と疲労度

昨今の副業ブームの中、特別なスキルがなくてもすぐに始められるとして人気の「フードデリバリー」。
街中で大きなバッグを背負って自転車やバイクで走る姿を見ない日はありません。
「実際のところ、どれくらい稼げるの?」
「体力的にきつくないの?」
これから始めようか迷っている方にとって、一番気になるのはこのあたりではないでしょうか。
今回は、個人事業主として活動する傍ら、実際にフードデリバリーを半年間続けてみた私の「リアルな体験談」を包み隠さずお話しします。
フードデリバリーの現実的な収益イメージ
結論から言うと、「稼げるけれど、楽ではない」というのが正直な感想です。
地域や時間帯、使用する車両(自転車かバイクか)によって大きく異なりますが、私の活動エリア(首都圏近郊)での平均的な時給換算は、およそ以下の通りです。
- 時給換算:1,500円〜2,000円
稼げる日と稼げない日の差
デリバリーには明確な「ピークタイム」があります。
- 昼: 11:30 〜 13:30
- 夜: 18:00 〜 21:00
この時間帯に集中して稼働すれば効率よく稼げますが、アイドルタイム(15:00頃など)は注文が鳴らず、時給換算で1,000円を切ることも珍しくありません。
また、雨の日は注文が激増し、特別報酬(クエスト)も発生するため、一気に稼ぐチャンスとなります。
メリット:やってみて良かったこと
実際にやってみて感じた最大のメリットは、「人間関係のストレスがゼロ」という点です。
会社や組織での仕事とは違い、上司の顔色を伺う必要もなければ、面倒な会議もありません。スマホアプリをオンにすれば仕事開始、オフにすれば即終了。この圧倒的な「自由さ」は、他の副業にはない大きな魅力です。
また、運動不足の解消にもなります。
自転車での配達を選べば、お金をもらいながらジムに通っているような感覚で有酸素運動ができます。実際、私は始めてから3ヶ月で体重が落ち、体調が良くなりました。
デメリット:覚悟しておくべきこと
一方で、厳しい現実もあります。
- 体力の消耗
やはり肉体労働です。特に夏場の猛暑や冬の寒さ、雨の中での配達は想像以上に体力を奪われます。翌日に本業に支障が出るレベルで疲れてしまっては本末転倒なので、ペース配分が重要です。 - 事故のリスク
常に公道を走るため、交通事故のリスクとは隣り合わせです。自分だけでなく、相手を怪我させてしまうリスクもあります。業務用の任意保険への加入は絶対に必要です。 - 収入の不安定さ
注文が入らなければ収入はゼロです。待機しているだけの時間は、精神的にも焦りを感じます。
向いている人・向いていない人
性格や体力によって、向き不向きがはっきり分かれる仕事です。
向いている人
- 一人で黙々と作業するのが好きな人
- 地図を見るのが好きな人
- 隙間時間を有効活用したい人
- すぐにお金が欲しい人(週払いのサービスが多いため)
向いていない人
- 方向音痴で地図を見るのが苦手な人
- 体力に全く自信がない人
- 安定した固定給が欲しい人
まとめ:まずは「お試し」でやってみるのが正解
フードデリバリーは初期費用がほとんどかからず(自転車とバッグ、スマホがあればOK)、嫌ならすぐに辞めることができます。
「自分にできるかな?」と迷っているなら、まずは登録して、晴れた日の週末に1件だけ配達してみることをおすすめします。
ゲーム感覚で街を走り抜け、お客様から「ありがとう」と言われる体験は、意外と新鮮で楽しいものですよ。


